AIのような人間

自分の行動を決める際に

頭の中にある膨大な過去に観た動画データからそれを拾ってくる

AIのような人間


自分の意見を述べる際も

検索した結果を切り貼りコピーしたパッチワークをさも自分の意見であるかのように表に出す

AIのような人間

そういう人たちにはなにか暗黙の正解のようなものがあるらしい

それから明らかにずれると隠すことなく怪訝な顔をされる

私がずっとそうだった

でもずっとその類の地雷を構うことなく踏み続けている

なぜなら学芸会の如き茶番劇がずっと大嫌いだからだ

それに己をあわせるなどと言うのは単なる屈辱でしかない

今も日本は

ずっと学芸会や部活動の延長のような事を実社会でもやり続けている

それがいかにくだらんつまらんことであるのかもこれっぽっちも認識していないかのようないかにも真面であるかのような面を能面のように装いながら

この最悪の状況でも未だにそれなんで流石に呆れてしまってテレビなんぞはほとんど見ていない

電車に乗る際には大抵独り言をつぶやいてソイツラと明らかに一線を画していることを表明するかのような涙ぐましい無駄な努力をしている

そろそろこんな学芸会のようなくだらん茶番劇をやってる場合じゃないと声が上がるべき頃だとずっとずっと前に思ってから大分時が過ぎたのだが未だにこれが続いている

ガチョーーン! や ゲッツ!

で一生食べてけるからいいこともあるじゃないか?

との声が聞こえてきそうだが

逆もあるんじゃないのか? 逆も?

評価されるべきものが 一生食べてけないみたいなのもあるだろ

なにしろ 茶番劇の学芸会なんだから

まともなものなんか評価されないだろ

だって それと明らかに辻褄があわなくなるわけだから

だからソイツらを見てると

どっかで見た誰かと殆ど変わらない奴ばっかりなんだよ

60色の色鉛筆でこのジャンルは何色この分野は何色で塗られたそんな感じであらわされてしまう人間

でソイツラの行動パターンは大体読める

テレビとかラジオや検索上位とかで完全にコントロールできる人間

AIのような人間 しかも初期型

読めるでしょ ある出来事が起こって大体お決まりの展開になるよね

なんかちゃちなハプニングが起こったところでだよ

だから想定外のハプニングには全然対応できないと思うんだよね

AIのような人間 しかも初期型

君は君が思うような人間じゃない そうさそんな人間じゃない