外道

白人の方々が傀儡の明治政府を使って、なぜ廃仏棄釈を行った理由の一つがこれだと私は思います

山伏は、戦いの勝ち負けを占う呪術師であり、どうやったら勝てるかを指南する軍師でもあった。裏道を知りつくし、地理に精通した山伏は伝令としても一流であった。祈禱師として世俗を渡り歩く山伏は、世知に長け、おのずと情報収集も得意であった。山伏は武装集団でもあった。山中で絶えず鍛えていたから、武芸者としても達人である。もめ事に介入し、仲裁も行った。戦争があれば、どちらかに加担するのは朝飯前のことだった。腕っぷしだけでなく、今でいう科学的知識も持ち、役人をへこます知恵もある。人を笑わす芸もした。さらには村人の相談役やら医者もこなすという、庶民には強い味方だった。

惜しいことに明治の廃仏毀釈ですべてが廃絶されて、見る影もない。明治政府は神道を推し進め、仏教を排撃した。なかでも神仏を習合する修験道を徹底して解体した。

役行者 修験道と海人と黄金伝説  前田良一著  日本経済新聞社

 

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