統一地方選挙前半戦

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3月31日、統一地方選“前半戦”の最後となる、41道府県議選と17政令指定市議選が告示された。3月23日に告示された9道府県知事選、同26日告示の6政令指定市長選とともに、4月9日に投開票される。  道府県議選は岩手、宮城、福島、茨城、東京、沖縄の6都県以外で行われ、定数計2260に3139人が立候補を届け出た。全体の4割弱に上る348選挙区で、定数を超える候補者がなく、4人に1人にあたる565人が無投票で当選した。  無投票で当選が決まったのは全体の25.0%。選挙区でみると全体の37.1%に上り、いずれも、記録が残る1955年以降で過去最高だった2019年に次ぐ高さ。とくに山梨は6割を超えており、依然として多くの有権者が投票する権利を逸していることになる。  党派別の立候補者数は、自民党が1306人、立憲民主党が246人、日本維新の会が211人、公明党が170人、共産党が188人、国民民主党が46人、れいわ新選組が2人、社民党が6人、参政党が26人、諸派が53人、無所属が885人。自民党が抜きんでており、対抗馬を出せない野党の、地方での足腰の弱さが目立っている。  道府県議選での無投票当選が565人にも上ったことに、SNSではあきらめにも似た声が多くあがった。 《県議選の無投票当選多すぎるな。根本的なところから何とかしないと。それと統一地方選自民党議員の立候補者数の多さ…》 《統一地方選。野党の皆さん、追い風なのに無投票とか、候補を立てないのは何故。みすみす自民党にもってかれるだけなのに。自民党に勝たせたくない人、たくさんいると思うよ》 《なんだよ無投票当選って 定数ぴったりだったら選ぶ余地もない 何が日本は民主主義国家だよ 当選してほしくない議員を落とすこともできない ムカつくこの国のザル制度》 《日本はもうダメかもしれないな》  統一地方選“前半戦”では、野党第一党である立憲民主党の苦戦も伝えられている。 「統一地方選挙のトップを切って、3月23日に告示された9道府県知事選では、与野党による対決型となった北海道、大分県で、自民、公明両党が支援する候補が先行しています。 『サル』発言で、参院憲法審査会の野党筆頭幹事を更迭された立憲民主党小西洋之参院議員が、その後も報道機関批判を繰り返すことによる悪影響も出始めています。岸田内閣の支持率が上向いていることもあり、維新公認の新人と自民系新人が激しく争う奈良県知事選をのぞき、与党が推す候補が圧勝となりかねません」(政治担当記者)  政策論争もなく当選が決まる選挙では、政治不信が増すのも当然というべきか。

 

 

全体の4割弱に上る348選挙区で、定数を超える候補者がなく、4人に1人にあたる565人が無投票で当選した。  無投票で当選が決まったのは全体の25.0%。選挙区でみると全体の37.1%に上り、いずれも、記録が残る1955年以降で過去最高だった2019年に次ぐ高さ

以下私論です

これはまずいと思います

こんなことばっかりになると、特定の組織が重点選挙区に住民票の移動を行うとか簡単にできてしまいますから

となるとそれを逆手にとって、統一地方選挙後半戦では首長選挙などで本丸が意外と手薄になっているところがあるかもしれないので普段では絶対にあり得ないだろうその本丸を狙いに行くのもありかもしれませんね